BLOG

今日が一番若い

  • 2023.12.27
  • 時間
今日が一番若い

今日は人生の時間についてお伝えしたいと思うのです。

私は1971年生まれ。
一緒にお茶をしたり、ご飯を食べたり、ゴルフをしたりする人たちは自分より若い人の方が多いかもしれません。

ここ数年、私は自分の年齢を忘れることが多くなりました。
中学生くらいまでは年齢と身体の大きさがほぼ比例していますから、年齢が付きまとうかもしれないけど、

それ以降は「精神的に成熟しているか」が重要な気がします。

ちなみに成熟さの定義は「勇気と思いやりのバランス」

平均寿命が50代だったアメリカで、何もかも失った(それも人生3度目!)60代のカーネル・サンダースは、中古車にチキンを揚げるための圧力釜と秘伝のスパイスを積み、家族と一緒にレストランを巡りました。

車中泊をしながら、田舎の料理のレシピを売りつけようとする怪しげな老人。
彼は少なくとも1000回は門前払いを食ったといいます。
70歳近い彼はあきらめずに営業を続けます。

最初の1年こそ7店としか契約を結べませんでしたが、翌年からは爆発的にフランチャイズが拡大し、あっという間に数百店の規模に広がっていきました。

カーネル・サンダースに限らず、歴史上の偉人は多くが遅咲きです。

ガンディーや孔子も遅咲きでした。
劉邦も、桓武天皇も、伊能忠敬も、ヘンリー・フォードも、ネルソン・マンデラも、シルヴェスター・スタローンも、みな遅咲きです。

なぜ偉人は遅咲きが多いのでしょうか? 
理由の一つは、人は歳を取るほどしょぼくれていくように思われがちですが、実際は逆にどんどん可能性が広がり、加速していくからではないでしょうか。

勇気と思いやりのバランスが取れるのは余程の試練がない限り、なかなか取れるものではありません。
その「可能性」と「バランス感覚」に若い間は気付けないんです。

私たちの人生のクライマックスはまだまだ先なんですよ!
今日が、今が、人生で一番若い瞬間ですから!